飛鳥山3つの博物館

飛鳥山3つの博物館は、3館連携して情報を発信していきます。

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飛鳥山とは

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遺跡の宝庫

飛鳥山は東京低地との境界、武蔵野台地の北端に位置します。台地上を東西に横切って流れる石神井川は深い谷をつくり出し、飛鳥山下で東京低地に流下しています。飛鳥山の標高は25mほど。桜の名所として知られますが、その下には遺跡が眠っているのです。

1937年(昭和12)の遺跡発見以来、数度の発掘調査により旧石器時代の石器から縄文・弥生時代の集落や土器、古墳時代の円墳など、飛鳥山全体から多く の遺構や遺物が発見されています。1994年(平成6)に実施された飛鳥山3つの博物館の建設予定地における発掘調査においては、東日本で最大級の弥生時 代中期の環濠集落が確認されました。ムラの周りに幅約5m、深さ約2mのV字形の溝が巡らされており、その規模は長径が約260m、短径が約150mにも なります。

画像:博物館建設予定地から発掘されたムラを巡る環濠/北区教育委員会

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